過去問全て|狩猟免許試験過去問集

網猟に関する過去問を厳選し、解答と詳細な解説を付けた問題集を提供。試験頻出の知識を効率的に学べるよう構成されています。特に、網猟特有の法規制や使用できる猟具に関する問題を重点的にカバー。スマートフォン対応で、移動時間やスキマ時間を活用しながら知識を定着させることができます。狩猟免許試験の網猟分野で確実に得点できるよう、合格を目指す受験生を徹底サポートします。

狩猟免許試験例題集全問

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狩猟免許試験は全30問出題されます。

2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら

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361〜390 / 621問(13 / 21ページ)
問361:No.361 網の適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:自分が十分に管理できる範囲(数、場所)で使用するようにしなければならないが、ノウサギやユキウサギ用のはり網に限り、張りっぱなしでもかまわない。
  • イ:網を仕掛けたら、少なくとも2日に1回以上見回るようにしなければならない。
  • ウ:網は、狩猟鳥獣ではない鳥獣が誤ってかかるおそれのあるところには仕掛けてはいけないが、すぐに駆けつけることのできる場合は仕掛けてもよい。
答)ア
設置する網の数や場所は、十分に管理できる範囲とする。 また、すぐに駆けつけられる場所でも狩猟鳥獣以外の鳥獣がかかるおそれがあるところには仕掛けてはいけない。
問362:No.362 わなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:万が一狩猟鳥獣以外の鳥獣がかかっても、すぐに放すことができるように、自分が十分に管理できる範囲(数、場所)で使用するようにしなければならない。
  • イ:わなを仕掛けたら、少なくとも2日に1回以上見回るようにしなければならない。
  • ウ:わなは、狩猟鳥獣ではない鳥獣が誤ってかかるおそれのあるところには仕掛けてはいけないが、すぐに駆けつけることのできる場合は仕掛けてもよい。
答)ア
設置するわなの数や場所は、十分に管理できる範囲とする。見回りは毎日必要。
問363:No.363 くくりわなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:くくりわなを遠隔地に仕掛けた場合は、近くの人に見回ってもらい、獲物がかかったら連絡をもらえるようにしておく。
  • イ:狩猟鳥獣ではない鳥獣が通る可能性のある場所には、くくりわなをかけない。
  • ウ:イノシシなどの大型の狩猟獣を確実に捕獲できるように、獲物を宙づりにできる強力なものを仕掛ける。
答)イ
非狩猟鳥獣がかかるおそれのある場所には、架設しない。また、自分できちんと管理できる場所に架設する。 イノシシなどを宙づりにできるものは、禁止猟具(危険なわな)である。
問364:No.364 キツネを捕獲するくくりわなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:キツネは光るものが好きで寄ってくるので、くくりわなのワイヤーは常にやすりで磨いておくとかかりやすくなる。
  • イ:キツネは機械油のにおいが好きで寄ってくるので、くくりわなのワイヤーには常に新しい機械油をさしておくとかかりやすくなる。
  • ウ:キツネの通りみち(けものみち)に仕掛けるときは、必ず足をつくと思われる場所を探して設置するとかかりやすくなる。
答)ウ
獣類は、光るものや油のにおいがするものは、一般的に避ける習性がある。
問365:No.365 散弾の種類についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鉛散弾の使用が環境に与える影響は極めて限定的であり、北海道以外では鉛散弾の使用は可能である。
  • イ:鉄は鉛より柔らかいので、鉄製の散弾は、すべての銃器に使用することができる。
  • ウ:鉛以外の金属でできた散弾を使用する場合には、銃器の種類等に応じて、適切な硬さの散弾を選ぶ必要がある。
答)ウ
鉛製の散弾以外の鉛製に比べて固い散弾を使用する場合は、銃器の種類に応じた適切な硬さのものを選ばなければならない。また、鉛散弾については、北海道以外でもその使用が禁止されている地域がある。
問366:No.366 野生鳥獣の鉛中毒についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:水鳥の鉛中毒は、残留している鉛弾を水鳥が誤飲することが主な原因で発生すると考えられている。
  • イ:鳥類の鉛中毒では、その飛翔能力が低下することが確認されているが、死亡する例はほとんどない。
  • ウ:猛禽類の鉛中毒を防止するため、鉛弾で捕獲した鳥獣を山野に放置することは止めるべきである。
答)イ
水鳥の鉛中毒は、水中などに残留している鉛弾などを小石と間違って飲み込むことによっても発生している。また、猛禽類の鉛中毒は、鉛弾が体内に残っている鳥獣の死骸を食べることによって発生する場合が多いと考えられている。
問367:No.367 人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:人獣共通感染症には、狂犬病、エキノコックス症、鳥インフルエンザなどがある。
  • イ:鳥獣を触ったあとに手洗いやうがいをすることは、人獣共通感染症の予防に役立つ。
  • ウ:人獣共通感染症は、ペットや野生動物などの動物から人に感染するもので、その逆に人から感染することはない。
答)ウ
人獣共通感染症とは、人と動物の間で感染する病気のことである。
問368:No.368 368人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:発見されていない感染症があるなど、未知の部分があることに充分留意することが必要である。
  • イ:野生動物との接触によって感染するもので、その肉を食べることによって感染することはない。
  • ウ:感染症によっては、感染することによって、死亡する場合もある。
答)イ
すべての感染症が明らかになっているわけではなく、場合によっては死に至る感染症もある。肉を食べる場合は、加熱処理することが基本である。
問369:No.369 人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:野生鳥獣の生肉を塩水につけこむことにより、肉を食べることによる感染を予防できる場合が多い。
  • イ:感染を予防するためには、ビニール手袋などを装着するなどして、可能な限り血液などの体液と直接接触を避けることが望ましい。
  • ウ:イノシシと違ってシカには感染症がほとんどないことから、シカ肉を生で食べても健康上の問題はほとんどない。
答)イ
感染を予防するためには、生肉を食べたり、体液に直接ふれたりしないようにすることが重要である。シカの生肉にもウイルス等が含まれる場合がある。
問370:No.370 370人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:ダニの寄生による感染症は、予防注射によって予防できる。
  • イ:野生鳥獣に寄生しているダニによって、人が感染症にかかる場合がある。
  • ウ:野生動物に寄生しているダニは、人に寄生して血を吸うことはない。
答)イ
ダニによって感染症にかかる場合がある。また、ダニには、人と動物の両方に寄生するものがある。
問371:No.371 外来生物についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:外来生物には、外国から飛んでくる渡り鳥も含まれる。
  • イ:アライグマやヌートリアは、外来生物である。
  • ウ:外来生物とは、本来、その土地に生息・生育していなかった生物のことである。
答)ア
外来生物とは、人為によって他から入り込んだ生物のことであり、渡り鳥は含まれない。
問372:No.372 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下「外来生物法」という)」についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:外来生物法で指定されている特定外来生物の動物は、本来我が国に生息していなかった生物であるので、野外に放つことは規制されているが、飼育をすることについては規制されていない。
  • イ:外来生物法で特定外来生物に指定されている鳥獣には、狩猟鳥獣となっているものはない。
  • ウ:外来生物法では、被害の発生を防止するために、特定外来生物の防除を行うことが規定されている。
答)ア
特定外来生物については、野外に放つことや飼育することが規制されるとともに、防除を行うことが規定されている。狩猟鳥獣のアライグマなども特定外来生物である。
問373:No.373 外来種の増加についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣の種数が増えるので、狩猟にとっては良いことである。
  • イ:生態系に悪影響を与えるおそれがあるので、好ましいことではない。
  • ウ:品種改良などに見られるように病気に強い種ができる可能性が高まるので、生態系にとって良い面もある。
答)イ
農林水産業被害、希少種の捕食等の問題を引き起こすおそれがあり、大きな問題である。
問374:No.374 狩猟鳥獣についての次の記述のうち、外来種だけを列記したものはどれか。
  • ア:ハクビシン、テン、ニュウナイスズメ
  • イ:シマリス、ミンク、コウライキジ
  • ウ:アライグマ、ハクビシンコジュケイ
答)ウ
狩猟鳥獣のうち外来種は、コウライキジキジの亜種)、コジュケイ、タイワンリス、アライグマ、ミンク、ハクビシン、ヌートリア、チョウセンイタチ(長崎県対馬以外)、チョウセンシマリス(シマリスの亜種)
問375:No.375 都道府県の公安委員会は、美術品若しくは骨とう品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録をする。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
美術品や骨とう品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録をするのは公安委員会ではなく、都道府県の教育委員会
問376:No.376 猟銃又は空気銃について所持許可の申請があり、銃砲刀剣類所持取締法第5条及び第5条の2が規定する欠格基準に該当する場合には、許可をしてはいけない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
銃刀法第5条及び第5条の2が定める欠格基準に該当するときは不許可
問377:No.377 公安委員会は、猟銃又は空気銃の所持許可の更新の申請があった場合において、申請をした者及び申請に係る猟銃又は空気銃が許可の基準に適合していると認める時であっても、許可しないことができる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
申請をした者及び申請に係る猟銃又は空気銃が、許可の基準に適合していると認めるときは、許可しなければならない。(7条の3第2項)
問378:No.378 公安委員会は、講習会の開催の日時及び場所を決めるにあたっては、猟銃又は空気銃の所持の許可又は許可の更新を受けようとする者が容易に受講することができるように配慮しなければならない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
問379:No.379 猟銃及び空気銃は、正当な目的で携帯又は運搬しているときの他はすべて保管とみなされる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
問380:No.380 猟場で実包を装填するのは、獲物がいる明らかな兆候があり、足場が決まった時である。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
問381:No.381 銃砲所持許可は、その用途が何であるかに関わらず受けることができる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
銃砲所持許可を受けることができる目的は限られており、猟銃の場合には狩猟、有害鳥獣駆除、標的射撃に限られている。空気銃は年少射撃資格者の指導も加わる。
問382:No.382 美術品としての価値のある銃砲又は刀剣類の所持者で、美術品としての登録を受けようとするものは、その住所の存在する都道府県の公安委員会に登録の申請をしなければならない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
銃砲又は刀剣類の所有者(所有者が明らかでない場合は、現に所持する者)で登録を受けようとするものは、文部科学省令で定める手続きにより、その住所の所在する都道府県の公安委員会ではなく教育委員会に登録の申請を受けなければならない(14条1項、2項)
問383:No.383 練習射撃場を設置し、又は管理する者が練習用備付け銃を業務のため所持する場合であれば、猟銃の所持が認められる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
問384:No.384 猟銃所持の許可を受けようとする者は原則として技能検定に合格するか、又は、射撃教習を終了していなければならないが、有効な技能講習修了証明書の交付を受けている場合には、その必要はない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
有効な技能講習修了証明書の交付を受けている者については技能検定の合格も射撃教習の終了も不要
問385:No.385 猟銃及び空気銃を携帯又は運搬する場合には、専用の容器に入れなければならない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
携帯・運搬の際は専用容器に入れるほか、銃におおいをかぶせることでも可能
問386:No.386 狩猟を目的として許可を受けた猟銃を使用するのであれば、休猟区であっても狩猟をすることができる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
休猟区では狩猟禁止
問387:No.387 所持許可を受けた者が、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の規定による命令を受けたときは、公安委員会は所持許可を取り消すことができる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
銃刀法11条1項2号、5条1項16号
問388:No.388 住所の定まらない者から猟銃の所持許可申請があった場合には、公安委員会は絶対的に許可してはならない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
住所が不定の者は、絶対的欠格事由にあたる
問389:No.389 技能検定を受ける者が当該技能検定を受けるため当該技能検定に係る猟銃を所持することは認められる。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)〇
例外的に所持が認められる場合の一つ
問390:No.390 銃を法廷の基準に適合した保管設備に保管しなかった場合でも、刑罰が科されることはない。
  • ア:
  • イ:
  • ウ:
答)×
銃を法定の基準に適合した保管設備に保管しなかった場合、罰金に処せられる場合がある