網猟免許 試験対策|過去問と解説

網猟免許では、むそう網やはり網の構造や設置方法、安全確保に関する知識が問われます。本ページでは出題傾向に基づいた問題で確実な理解を目指せます。

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問21:なげ網についての次の説明のうち、適切なものはどれか。(問題番号.113)
  • ア:カモなどの鳥がかかると、メタハサミがはずれて、網が袋状になる。
  • イ:カモなどの鳥がかかると、網の目に鳥の首がはさまって逃げられなくなる。
  • ウ:カモなどの鳥がかかると、網にぶつかったショックで鳥が一時的に失神状態になる。
答)ア
投げ網は、柄のついた網を飛んでくる島に向かって投げ上げて使用するが、カモなどの鳥がかかると、メタハサミがはずれて網が袋状になることにより捕獲する網である。
問22:鳥類を捕獲する片むそう網の適正な使用方法についての次の説明のうち、誤っているものはどれか。(問題番号.114)
  • ア:スズメのほとんどは風下から飛来し、風に向かって降りるので、網は風上から風下に向かって被さるように設置する。
  • イ:スズメのほとんどは風上から飛来し、風にのって降りるので、網は風上から風下に向かって被さるように設置する。
  • ウ:スズメは着陸する寸前に縮めていた脚を伸ばし、反転飛行がしにくくなるので、その一瞬を見逃さないように網を被せるのがコツである。
答)イ
スズメは風下から飛来し、着陸する寸前に、縮めていた脚を伸ばす習性がある。この瞬間を捉えて網を被せると、捕まえやすい。
問23:はり網の適正な使用方法についての次の説明のうち、適切なものはどれか。(問題番号.115)
  • ア:ノウサギやユキウサギを捕獲する場合は、人が必ずそばにいて操作する必要はなく、張りっぱなしでもよい。
  • イ:使用が可能なすべてのはり網は、人が必ずそばにいて操作しなければならない。
  • ウ:カモ類を捕獲するために水田に張ったはり網については、日没から日の出前までの夜間に限り、一晩中張りっぱなしにしておくことができる。
答)ア
網を張りっぱなしにして使用することは禁止。常に人が操作することが必要。ただし、ノウサギやユキウサギを捕獲するはり網は、張りっぱなしでもかまわない。
問24:ノウサギやユキウサギを捕獲するために設置されるはり網の適正な使用方法についての次の説明のうち、適切なものはどれか。(問題番号.116)
  • ア:網の下部はすべて地面につけてたるませる。
  • イ:網の下部はすべて地上30センチメートル上に上げる。
  • ウ:ノウサギやユキウサギは斜面の下方に向かって逃げる習性があるので、網は山ろくに張っておき、上から追い込むようにするとよい。
答)ア
斜面に上の方に向かって逃げる習性がある。網が地面に接する部分は、ノウサギやユキウサギの足が、網の上を踏むように張る。
問25:次図のうち、使用、所持及び販売が厳しく規制されている「かすみ網」はどれか。(問題番号.117)
  • ア:かすみ網
  • イ:袋網
  • ウ:つき網
次図のうち、使用、所持及び販売が厳しく規制されている「かすみ網」はどれか。
答)ア
かすみ網とは、はり網の一種で、単なる1枚の平らな網ではなく、鳥が引っかかりやくなるような「棚」があるのが特徴である。
問26:網の適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。(問題番号.361)
  • ア:自分が十分に管理できる範囲(数、場所)で使用するようにしなければならないが、ノウサギやユキウサギ用のはり網に限り、張りっぱなしでもかまわない。
  • イ:網を仕掛けたら、少なくとも2日に1回以上見回るようにしなければならない。
  • ウ:網は、狩猟鳥獣ではない鳥獣が誤ってかかるおそれのあるところには仕掛けてはいけないが、すぐに駆けつけることのできる場合は仕掛けてもよい。
答)ア
設置する網の数や場所は、十分に管理できる範囲とする。 また、すぐに駆けつけられる場所でも狩猟鳥獣以外の鳥獣がかかるおそれがあるところには仕掛けてはいけない。