猟銃等講習会 過去問・考査対策|猟銃免許の試験対策
猟銃免許取得前に必須の猟銃等講習会では、銃の構造・安全管理・法律に関する知識が出題されます。本ページでは考査の出題傾向に即した問題を掲載しています。
猟銃等講習会の考査問題とは?
このページでは、猟銃等講習会で実施される筆記試験(考査)の過去問を掲載しています。
「猟銃を持ちたい」「狩猟やクレー射撃を始めたい」と考えている方は、まず警察主催の講習会を受ける必要があります。
猟銃等講習会とは?
猟銃免許を取得するには、猟銃等講習会の受講と考査の合格が必要です。猟銃等講習会は、銃の構造や操作方法、安全な取扱い、関連法令についての知識を学び、それに基づいた考査(筆記試験)が行われます。講習は都道府県公安委員会の指定日に実施され、多くの受講者がこの考査に備えて学習を重ねています。
講習の流れや必要な知識を事前に確認したい方は、以下の解説ページをご覧ください。
▶ 猟銃等講習会の内容と流れを詳しく見る
猟銃等講習会の考査内容
- 銃の構造・機能の基礎
- 銃の安全な取扱い方法
- 実際の事故例と注意点
- 銃刀法などの関係法令
このページでは、これらの出題範囲に即した過去問・練習問題を掲載しています。初めて猟銃免許を目指す方でも、繰り返し学習することで自信を持って講習会に臨めるようになります。
猟銃等講習会について
このページでは、銃の所持に必要な「猟銃等講習会」に関する考査問題を掲載しています。
なお、一般には「銃免許」「散弾銃免許」「銃の更新」などと呼ばれることもありますが、正しくは警察が実施する「猟銃等講習会考査」が正式名称です。
▶ 狩猟免許と銃所持許可の違いはこちらで詳しく解説しています
猟銃等講習会の費用と申込方法について
猟銃等講習会を受ける際には、受講料や考査手数料など、いくつかの費用が発生します。
都道府県によって金額は異なりますが、一般的に受講料は約6,800円〜8,000円程度です。
また、合格後には所持許可申請に関する費用や保険加入料も必要になるため、あらかじめ準備しておくと安心です。
費用を抑えるためのポイント
- 自治体による補助金・支援制度を確認する
- 複数の猟友会・講習会の日程を比較して最適な会場を選ぶ
- 合格後の更新手続きや保険の加入も同時に計画しておく
これらを把握しておくことで、無駄な出費を防ぎ、効率よく狩猟免許の取得を進められます。
▶ 猟銃の費用まとめを見る
猟銃等講習会 考査問題 過去問
猟銃初心者講習考査では、銃の取り扱いや安全管理に関する基本的な知識が問われます。
特に、銃の構造や操作方法、撃つ際の安全確認、そして実際の狩猟場での注意点に関する問題が出題されます。
初心者にとっては、銃の基本的な取扱いや安全規則をしっかりと覚えることが合格への鍵となります。
このページでは、初心者講習考査に特化した問題を記載し、試験対策に役立つ情報を提供しています。
猟種全カテゴリ問題はこちらで見ることができます。
過去問は全10問ずつ出題されます。
2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら
※問題文をクリックすると選択肢・解答が表示されます。
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1〜10 / 199問(1 / 20ページ)
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問1:都道府県の公安委員会は、美術品若しくは骨とう品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録をする。(問題番号.375)
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答)×
美術品や骨とう品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録をするのは公安委員会ではなく、都道府県の教育委員会
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問2:猟銃又は空気銃について所持許可の申請があり、銃砲刀剣類所持取締法第5条及び第5条の2が規定する欠格基準に該当する場合には、許可をしてはいけない。(問題番号.376)
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答)〇
銃刀法第5条及び第5条の2が定める欠格基準に該当するときは不許可
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問3:公安委員会は、猟銃又は空気銃の所持許可の更新の申請があった場合において、申請をした者及び申請に係る猟銃又は空気銃が許可の基準に適合していると認める時であっても、許可しないことができる。(問題番号.377)
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答)×
申請をした者及び申請に係る猟銃又は空気銃が、許可の基準に適合していると認めるときは、許可しなければならない。(7条の3第2項)
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問4:公安委員会は、講習会の開催の日時及び場所を決めるにあたっては、猟銃又は空気銃の所持の許可又は許可の更新を受けようとする者が容易に受講することができるように配慮しなければならない。(問題番号.378)
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答)〇
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問5:猟銃及び空気銃は、正当な目的で携帯又は運搬しているときの他はすべて保管とみなされる。(問題番号.379)
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答)〇
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問6:猟場で実包を装填するのは、獲物がいる明らかな兆候があり、足場が決まった時である。(問題番号.380)
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答)〇
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問7:銃砲所持許可は、その用途が何であるかに関わらず受けることができる。(問題番号.381)
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答)×
銃砲所持許可を受けることができる目的は限られており、猟銃の場合には狩猟、有害鳥獣駆除、標的射撃に限られている。空気銃は年少射撃資格者の指導も加わる。
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問8:美術品としての価値のある銃砲又は刀剣類の所持者で、美術品としての登録を受けようとするものは、その住所の存在する都道府県の公安委員会に登録の申請をしなければならない。(問題番号.382)
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答)×
銃砲又は刀剣類の所有者(所有者が明らかでない場合は、現に所持する者)で登録を受けようとするものは、文部科学省令で定める手続きにより、その住所の所在する都道府県の公安委員会ではなく教育委員会に登録の申請を受けなければならない(14条1項、2項)
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問9:練習射撃場を設置し、又は管理する者が練習用備付け銃を業務のため所持する場合であれば、猟銃の所持が認められる。(問題番号.383)
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答)〇
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問10:猟銃所持の許可を受けようとする者は原則として技能検定に合格するか、又は、射撃教習を終了していなければならないが、有効な技能講習修了証明書の交付を受けている場合には、その必要はない。(問題番号.384)
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答)〇
有効な技能講習修了証明書の交付を受けている者については技能検定の合格も射撃教習の終了も不要
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猟銃等講習会のよくある質問
- Q. 誰が受講する必要がありますか?
- 新規所持・更新ともに受講が必要です。受講後の考査に合格して修了となります。
- Q. 合格基準は?
- 筆記は概ね8割以上の正答が目安。不合格の場合は再受講が必要です。