狩猟法令問題 対策|過去問と要点解説

狩猟免許試験の約3割を占める重要分野が法令問題です。鳥獣の保護管理や狩猟制度に関する法律が出題されるため、制度の仕組みを正しく理解しておく必要があります。

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問11:No.17 狩猟に使用できる猟具の種類についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:くくりわな、はこわな、囲いわな、おしである。
  • イ:わな猟免許を取得している者が使用できるわなは、くくりわな、はこわな、はこおとし、とらばさみである。
  • ウ:網猟免許を取得している者が使用できる網は、むそう網、はり網、つき網、なげ網である。
答)ウ
ア:おしの使用は禁止猟法を車の中、イ:とらばさみの使用は禁止猟法
問12:No.18 猟法の使用規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:使用できる猟法は、狩猟免許の種類に応じて決められており、その範囲内であればすべての猟法を使用することができる。
  • イ:使用できる猟法は、狩猟免許の種類に応じて決められているが、一部の猟法の使用については、鳥獣の保護繁殖等を図るために、市町村長の許可を受けることとされている。
  • ウ:使用できる猟法は、狩猟免許の種類に応じて決められているが、一部の猟法については、鳥獣の保護繁殖等を図るために、使用が禁止されている
答)ウ
法定猟法であっても、必要に応じて、禁止されている。 例:狩猟鳥に対するわなの使用・クマに対するはこわなやくくりわなの使
問13:No.19 狩猟で使用する猟具や猟法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:とりもちは、危険性が小さく簡便な猟具であり、使用できる。
  • イ:はり網のうち谷切網は、人が操作することによって網を動かして狩猟鳥を捕獲する猟具であり、使用できる。
  • ウ:はこわな及びくくりわなは、ツキノワグマ及びヒグマの捕獲に使用できる。
答)イ
ア:とりもちの使用は禁止猟法、ウ:はこわなやくくりわなの使用は法定猟法だが、ツキノワグマ及びヒグマに対する使用は禁止されている
問14:No.21 21狩猟で使用する猟具や猟法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:空気散弾銃は、半矢の狩猟鳥獣をいたずらに増やすおそれがあるので、使用が禁止されている。
  • イ:運行中の自動車からの発砲は原則として禁止されているが、例外として低速運行時で周囲に人がいな い場合については発砲が認められている。(感知器)付きのものについては使用が認められている。
  • ウ:据銃は、人に危害を加えるおそれがあるので原則として使用が禁止されているが、例外としてセンサ
答)ア
イ:低速であっても、運行中の自動車からの発砲は禁止、ウ:据銃の使用は、例外なく禁止
問15:No.22 狩猟で使用する猟具についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:散弾銃の標準的な口径は12番又は20番であるが、口径12番より番数の大きい(口径の短い)銃器については使用が禁止されている。
  • イ:5ノット以上の速度で運航しているモーターボートからの発砲は原則として禁止されているが、停泊している又は5ノット未満の低速運航をしているモーターボートからの発砲は認められている。
  • ウ:据銃は、人に危害を加えるおそれがあるので原則として使用が禁止されているが、例外としてセンサー(感知器)付きのものについては使用が認められている。
答)イ
ア:番数の小さい(口径の長い)銃器は使用禁止、ウ:据銃の使用は、例外なく禁止
問16:No.23 狩猟におけるはり網の使用についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:狩猟獣であるノウサギやユキウサギを捕獲するためにはり網を使用する場合は、そばに人がいる場合に限り、はり網を張ったままにして使用することができる。
  • イ:狩猟鳥を捕獲するためにはり網を使用する場合は、はり網を張ったままにすることはできず、そばに人がいて獲物の動きに合わせて網を操作していなければならない。
  • ウ:狩猟鳥を捕獲するためにはり網を使用する場合は、原則としてはり網を張ったままにしてはいけないが、人がそばにいる場合は、はり網を操作しないで張ったままにして使用することができる。
答)イ
ア:ウサギやユキウサギを捕獲するはり網は、張りっぱなしでもかまわない、ウ:人がそばにいても、はり網を張りっぱなしにして使用することは禁止されている。
問17:No.25 かすみ網についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:はり網の一種であるので、人が操作することによって動かす場合は、狩猟鳥の捕獲に使用することができる。
  • イ:「たな」の有無にかかわらず、黒色の極細糸でできている網のことをいい、現在では法定猟法から外されている。
  • ウ:狩猟には使用できず、また、捕獲を目的とした所持や販売も規制されている。
答)ウ
かすみ網ははり網の一種で、はり網は法定猟法で使用できる猟具であるが、使用禁止猟具としてその使用・所持・販売が厳しく規制されている。かすみ網とは、極細糸で編まれた網で、「たな」を有している網のこと。
問18:No.26 とらばさみについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鋸歯のあるものは、狩猟獣の捕獲に限り使用してもよい。
  • イ:内径の最大長が15センチメートル以下のものは、狩猟獣の捕獲に使用してもよい。
  • ウ:どのようなものであっても、狩猟獣の捕獲に使用してはならない。
答)ウ
とらばさみは、法定猟具ではないので、猟場での使用は禁止されている。
問19:No.27 狩猟において使用する猟具についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:イノシシを捕獲するためにくくりわなを使用する場合は、イノシシを宙づりにできるような強力なものを使用してはいけない。
  • イ:ニホンジカやツキノワグマなどの大型獣を捕獲する場合は、人の出入りのない場所に限り、おとし穴を使用してもよい。
  • ウ:ツキノワグマなどのどう猛な大型獣を捕獲する場合は、あばれないように「おし」を使用してもよい。
答)ア
おとし穴やおしは、禁止猟具である。くくりわなは、法定猟具であるが、イノシシを宙づりにできるような危険なものは、使用が禁止されている。
問20:No.30 狩猟免許の有効期限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:当初は約3年間であり、更新後は5年間である。
  • イ:当初は約5年間であり、更新後は1年間である。
  • ウ:当初は約3年間であり、更新後は3年間である。
答)ウ
ともに3年間