狩猟法令問題 対策|過去問と要点解説

狩猟免許試験の約3割を占める重要分野が法令問題です。鳥獣の保護管理や狩猟制度に関する法律が出題されるため、制度の仕組みを正しく理解しておく必要があります。

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問51:No.61 環境大臣が定めた捕獲数の制限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:狩猟鳥獣は、どの種類についても捕獲数に制限がある。
  • イ:ツキノワグマ、ヒグマ及びイノシシについては、捕獲数に制限がある。
  • ウ:ヤマドリ、キジ、エゾライチョウ及びコジュケイについては、捕獲数に制限がある。
答)ウ
ア・イ:ツキノワグマやイノシシなどについては制限がない。
問52:No.62 狩猟鳥獣であるカモ類を銃器で捕獲する場合の環境大臣が定めた捕獲数の制限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:1日当たり、合計して5羽である。
  • イ:1日当たり、合計して3羽である。
  • ウ:狩猟期間ごとに、合計して200羽である。
答)ア
銃器で捕獲する場合は5羽
問53:No.63 狩猟鳥獣であるカモ類を網で捕獲する場合の環境大臣が定めた捕獲数の制限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:1日当たり、合計して50羽である。
  • イ:1日当たり合計して20羽及び狩猟期間ごとに合計して100羽である。
  • ウ:狩猟期間ごとに、合計して200羽である。
答)ウ
網で捕獲する場合は、狩猟期間ごとに200羽
問54:No.64 狩猟鳥獣の捕獲が原則として禁止されている場所のみ掲げているのはどれか。
  • ア:鳥獣保護区、休猟区、公道
  • イ:墓地、都市公園、特定猟具使用禁止区域
  • ウ:休猟区、人家が点在する農地、社寺鏡内
答)ア
イ:特定猟具使用禁止区域では、各区域ごとに指定された特定猟具(網は含まれない)の使用のみが禁止 ウ:人家が点在する農地では、網やわなによる捕獲は可能。また、銃猟も、場合によっては可能
問55:No.65 65狩猟鳥獣の捕獲が原則として禁止されている場所のみ掲げているのはどれか。
  • ア:墓地、公道、区域が明示された都市公園
  • イ:鳥獣保護区、墓地、特定猟具禁止区域
  • ウ:休猟区、社寺境内、特定猟具使用制限区域
答)ア
イ:特定猟具使用禁止区域では、各区域ごとに指定された特定猟具(網は含まれないの使用のみが禁止 ウ:特定猟具使用制限区域は、各区域ごとに指定された特定猟具を使用する狩猟者の数を制限する区域
問56:No.66 狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣保護区は、鳥獣の保護を図るための場所なので、銃器による捕獲は原則として禁止されているが、網又はわなによる捕獲はできる。
  • イ:休猟区は、狩猟鳥獣の増加を図るための場所なので、減少した狩猟鳥獣に限って捕獲は禁止されている。
  • ウ:社寺境内では、その神聖さや尊厳を保持するために、捕獲は原則として禁止されている。
答)ウ
ア:鳥獣保護区は、猟法によらず捕獲は原則禁止 イ:休猟区は、減少している狩猟鳥獣の増加を図るために設定されるが、捕獲は原則として禁止されている
問57:No.67 67狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:都市公園などの捕獲が原則として禁止されている場所では、銃器による捕獲は禁止されているが又はわなによる捕獲はできる。
  • イ:捕獲が禁止されている場所には、都市公園や国立公園の特別地域が含まれる。
  • ウ:狩猟鳥獣であっても、その保護繁殖を図るために区域や期間を定めて捕獲が禁止される場合がある。
答)ウ
ア:銃による捕獲だけでなく、網又はわなによる捕獲も原則禁止。 イ:国立公園の特別地域では、捕獲は禁止されていない。
問58:No.68 68:狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)であっても、音の静かな空気銃による捕獲に限り、例外的に銃器による捕獲が認められている。
  • イ:住居が集合している地域であっても、流れ弾が人家に行かないように気をつければ、銃器による捕獲ができる。
  • ウ:墓地では、その神聖さや尊厳を保持するために、捕獲は禁止されている。
答)ウ
特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)では、例外なく銃の使用は禁止イ住居が集合している地域では、銃の使用は禁止
問59:No.69 69:狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:国道、都道府県道、市町村道においては捕獲が禁止されているが、農道及び林道においては捕獲が認められている。
  • イ:公道の上における捕獲は禁止されているが、公道の上から畑にいる鳥獣を捕獲することは認められている。
  • ウ:弾丸が公道の上を通過する方法による捕獲は禁止されている。
答)ウ
公道での捕獲は禁止されている。 ア:農道や林道も公道。捕獲は禁止されている。 イ:公道からの発砲も、公道の捕獲であるため禁止されている。 ウ:公道の上を弾丸が通過する場合も、公道での捕獲とみなされる。
問60:No.70 70:狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:国道、都道府県道、市町村道においては捕獲が禁止されているが、農道及び林道においては捕獲が認められている。
  • イ:公道の上における捕獲は、すべて禁止されている。
  • ウ:公道の上における捕獲は禁止されているが、くくりわなにかかった獲物が公道にはみ出した場合の捕獲は認められている。
答)イ
ア:農道や林道も公道。捕獲は禁止されている。 ウ:わなが公道以外のところに設置されていても、わなにかかった獲物が公道にはみ出した場合は、公道での捕獲とみなされる。