狩猟法令問題 対策|過去問と要点解説

狩猟免許試験の約3割を占める重要分野が法令問題です。鳥獣の保護管理や狩猟制度に関する法律が出題されるため、制度の仕組みを正しく理解しておく必要があります。

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61〜70 / 108問(7 / 11ページ)
問61:No.71 銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。しかし、満月の時には、日没後であっても銃猟をすることができる。
  • イ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、都道府県ごとに同一時刻としている。
  • ウ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、地域によって異なっている。
答)ウ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。 これらの時刻は、暦による時刻で、例えば北海道では地域により異なる。
問62:No.72 72銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:日の出又は日没の時刻は、暦にいう「日の出」又は「日の入り」ではなく、実際の日光の明暗により決められている。
  • イ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦にいう「日の出」又は「日の入り」の時刻であると決められている。
  • ウ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、「日の出」は午前6時15分、「日の入り」は午後4時45分であると決められている。
答)イ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。 これらの時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦による時刻である。
問63:No.73 銃猟の規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:弾丸の到達するおそれがある建物に向かって銃猟を行うことは禁止されているが、空気銃の場合は鉄筋コンクリート造りの倉庫などの堅固な建物に限り例外として許されている。
  • イ:弾丸の到達するおそれがある建物、電車、自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、装薬銃の場合は禁止されているが、空気銃の場合は禁止されていない。
  • ウ:弾丸の到達するおそれのある建物、電車・自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、どのような場合であっても例外なく禁止されている
答)ウ
弾丸の到達するおそれのある人、飼養動物、建物電車自動車又は船舶などの乗り物などに向かって銃猟を行うことは、例外なく禁止されている。
問64:No.74 特定猟具使用禁止区域についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:特定猟具の使用による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、都道府県知事により指定される。
  • イ:特定の鳥獣の保護繁殖を図るために、都道府県知事により指定される。
  • ウ:特定猟具を使用する狩猟者が集中することによる危険を防止するために、環境大臣により指定される。
答)ア
目的:危険防止と静穏維持 指定主体:知事 規制内容:各区域ごとに指定された特定猟具の使用の禁止
問65:No.75 特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)における狩猟者登録を受けて行う狩猟鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃器を使用した捕獲は、すべて禁止されている。
  • イ:銃器を使用した捕獲は、市町村長の許可を受ければ行うことができる。
  • ウ:銃器を使用した捕獲は、都道府県知事の許可を受ければ行うことができる。
答)ア
銃を使用した捕獲の禁止区域である。許可を受ければ捕獲(登録狩猟)を行うことができる区域ではない。
問66:No.76 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃猟を行うハンターが集中することによる危険を防止するために、都道府県知事により指定される。
  • イ:特定の狩猟鳥獣の保護・増加を図るために、環境大臣により指定される。
  • ウ:銃猟による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、環境大臣により指定される。
答)ア
目的:集中による危険防止 指定主体:知事 規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール
問67:No.77 77特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃猟をしようとする者は、都道府県知事の承認を得なければならない。
  • イ:猟をしようとする者は、市町村長の承認を得なればならない。
  • ウ:銃猟をしようとする者は、環境大臣の定めた銃器の使用基準に従う場合は、特段の手続なしに狩猟を行うことができる。
答)ア
目的:集中による危険防止 指定主体:知事 規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール入手続知事の承認
問68:No.78 鳥獣保護区についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣を保護する目的や規模等により、環境大臣又は都道府県知事により指定される。
  • イ:原則として都道府県知事により指定され、2県以上にまたがる場合は環境大臣により指定される。
  • ウ:概ね5,000ha以上は環境大臣5,000ha未満は都道府県知事により指定される。
答)ア
目的:鳥獣の保護 指定主体:環境大臣(国指定鳥獣保護区)、知事(都道府県指定鳥獣保護区) ウのような基準は定められていない。
問69:No.79 鳥獣保護区における鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣の捕獲は全面的に禁止されている。
  • イ:狩猟者登録を受けて行う捕獲は禁止されているが、許可を受けた場合は有害鳥獣等の捕獲を行うことができる。
  • ウ:一定の猟法に限り、狩猟者登録を行えば捕獲を行うことができる。
答)イ
登録狩猟は禁止 ただし、許可をとれば、有害鳥獣捕獲等を行うことは可能
問70:No.80 休猟区についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣の生息環境を保全するために、環境大臣により指定される。
  • イ:減少している狩猟鳥獣の増加を図るために、都道府県知事により指定される。
  • ウ:銃猟を行うハンターが集中することによる危険を防止するために、都道府県知事により指定される。
答)イ
目的:狩猟鳥獣の減少防止 指定主体:知事 規制内容:狩猟等の禁止