一種銃猟免許 試験対策|過去問と解説

第一種銃猟免許では、装薬銃や空気銃を使用してイノシシやシカなどの大型獣を狩猟できます。銃の構造、安全管理、関連法令などが幅広く出題されます。

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41〜50 / 54問(5 / 6ページ)
問41:No.165 165:散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:捕獲しようとする鳥獣の大きさに応じて、散弾の号数を変える必要がある。
  • イ:大型獣を捕獲しようとするときは、捕獲効率を上げるために散弾が200粒以上入った実包(装弾)を使用する。
  • ウ:小さな散弾の実包(装弾)は殺傷力が弱いので、ヒヨドリやムクドリ等を捕獲しようとするときは、直径4.5ミリメートル以上の散弾の入った実包を使用する。
答)ア
大型獣:スラッグやOOB号など(直径4.5~8.6mm)。但し、大日本猟友会ではOOB号は使用禁止としている。 ヒヨドリなど:7~9号(直径2.0~2.5mm)
問42:No.166 166:散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:キジやヤマドリには、3号前後の散弾を使用する。
  • イ:カモやノウサギには、7号前後の散弾を使用する。
  • ウ:タシギには、9号前後の散弾を使用する。
答)ウ
キジやヤマドリ:5~6号  カモやノウサギ:3~4号 タシギ:9号
問43:No.167 167散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:キジバトやコジュケイには、4号前後の散弾を使用する。
  • イ:イノシシやニホンジカには、OOB号散弾やスラッグ弾を使用する。
  • ウ:カモやノウサギには、OOB号散弾やスラッグ弾を使用する。
答)イ
キジバトやコジュケイ:7~8号 イノシシやニホンジカスラッグOOB号。但し、大日本猟友会ではOOB号は使用禁止としている。 カモやノウサギ:3~4号
問44:No.168 168散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:キジバトやコジュケイには、7号前後の散弾を使用する。
  • イ:イノシシやニホンジカには、5号前後の散弾を使用する。
  • ウ:カモやノウサギには、9号前後の散弾を使用する。
答)ウ
キジバトやコジュケイ:7~8号 イノシシやニホンジカ:スラッグ~OOB号(同上) カモやノウサギ:3~4号
問45:No.170 170銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃口部に雪、泥、木の葉等が混入した場合は、枝等で突き開けてから発射する。
  • イ:猟場においては、いつ獲物が出るかわからないので、やぶの中で物音がしたら即座に発射できるように準備しながら歩く。
  • ウ:弾丸が到達する可能性のある範囲内に、人家や道路等のないことを確認してから発砲する。
答)ウ
銃口部に雪などが入った場合は、分解して異物を取り除く。物音だけでなく、獲物の姿をきちんと確認してから発砲する。
問46:No.171 171銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱包する。
  • イ:実包(装弾)の装てんや機関部の閉鎖は、銃を平行にして行う。
  • ウ:岩などの硬いものに向かって発砲しても差し支えない。
答)ア
装てんなどは、銃口を地面に向けて行う。 跳弾しないように、岩などに向けて発砲しない。
問47:No.172 休憩時の銃器の取扱いに際しての注意事項についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:地面に横たえると汚れるので、木に立てかけておく。
  • イ:獲物が出たときにすぐに発砲できるように、実包(装弾)を装てんしておく。
  • ウ:脱包のうえ、機関部は必ず開放状態にしておく。
答)ウ
発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱砲する。 木に立てかけると、何かのひょうしに倒れて暴発するおそれがあるので危険である。
問48:No.173 銃器の受渡しについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:実包(装弾)を必ず脱包し、銃口を上又は手前に向けて渡す。
  • イ:実包(装弾)を装てんしたままの場合は、安全装置をかけ、銃床を相手に向けて渡す。
  • ウ:離れていて直接手渡すことができない場合は、実包(装弾)を必ず脱包し、合図とともに投げ渡す。
答)ア
脱包し、銃床を相手側、銃口を上又は手前にして手渡す。 但し、銃器は常に自分で持つことが必要であり、渡渉などの真にやむを得ない場合のみ
問49:No.174 引鉄の重さ(引落力)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:狩猟用の銃は、約1.0キログラムが適当である。
  • イ:狩猟用の銃は、約2.0キログラムが適当である。
  • ウ:狩猟用の銃は、約3.0キログラムが適当である。
答)イ
約2.0キログラム(散弾銃及びライフル銃についてである。
問50:No.175 銃器の空うちについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃の取扱いに慣れるために、できるだけ空うちをした方がよい。
  • イ:銃をしまうときに、バネを休めるために空うちする場合は、実包(装弾)が装てんされていないことを確認し、撃針孔の保護のため当てものはしてはいけない。
  • ウ:空うちは、針やバネの折損を招くおそれがあり、時には誤発事故の原因になる。
答)ウ
空うちは銃の破損や暴発などにつながるおそれがあり、できるだけ控えるべきだが、銃をしまう時などにやむを得ず行う場合は、撃針孔に木片などの当てものをする。 また、技能講習などの際は、十分な脱包確認を行った上で空うちキャップなどを使用する。