二種銃猟免許 試験対策|過去問と解説
第二種銃猟免許は空気銃専用の免許で、小型の鳥類や哺乳類を対象とします。銃の扱いに特化した内容が問われ、反動や音が小さいことから初心者にも人気の猟法です。
第二種銃猟免許とは?
第二種銃猟免許は、空気銃を使って鳥類などを狩猟するための免許です。第一種よりも取り扱いが容易で、比較的初心者にも人気があります。
銃を所持するには、猟銃等講習会への参加や警察による所持許可が必要です。このページでは、第二種銃猟免許に関する筆記試験の過去問題を掲載しています。
▶ 狩猟免許の種類と違いを比較する
▶ 狩猟免許と銃の所持許可の違いを知る
銃猟二種問題 過去問
二種銃猟に関する問題も法令や猟具の使い方、銃器の管理方法などが問われます。
特に安全管理や法律的な規制に関する部分が多いため、試験準備を怠らず、しっかりと理解しておきましょう。
このページでは、二種銃猟に特化した問題を掲載しています。
猟種全カテゴリ問題はこちらで見ることができます。
狩猟免許試験は全10問出題されます。
2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら
※問題文をクリックすると選択肢・解答が表示されます。
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1〜10 / 36問(1 / 4ページ)
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問1:No.21 21狩猟で使用する猟具や猟法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:空気散弾銃は、半矢の狩猟鳥獣をいたずらに増やすおそれがあるので、使用が禁止されている。
- イ:運行中の自動車からの発砲は原則として禁止されているが、例外として低速運行時で周囲に人がいな
い場合については発砲が認められている。(感知器)付きのものについては使用が認められている。
- ウ:据銃は、人に危害を加えるおそれがあるので原則として使用が禁止されているが、例外としてセンサ
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答)ア
イ:低速であっても、運行中の自動車からの発砲は禁止、ウ:据銃の使用は、例外なく禁止
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問2:No.62 狩猟鳥獣であるカモ類を銃器で捕獲する場合の環境大臣が定めた捕獲数の制限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:1日当たり、合計して5羽である。
- イ:1日当たり、合計して3羽である。
- ウ:狩猟期間ごとに、合計して200羽である。
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答)ア
銃器で捕獲する場合は5羽
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問3:No.68 68:狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)であっても、音の静かな空気銃による捕獲に限り、例外的に銃器による捕獲が認められている。
- イ:住居が集合している地域であっても、流れ弾が人家に行かないように気をつければ、銃器による捕獲ができる。
- ウ:墓地では、その神聖さや尊厳を保持するために、捕獲は禁止されている。
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答)ウ
特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)では、例外なく銃の使用は禁止イ住居が集合している地域では、銃の使用は禁止
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問4:No.69 69:狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:国道、都道府県道、市町村道においては捕獲が禁止されているが、農道及び林道においては捕獲が認められている。
- イ:公道の上における捕獲は禁止されているが、公道の上から畑にいる鳥獣を捕獲することは認められている。
- ウ:弾丸が公道の上を通過する方法による捕獲は禁止されている。
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答)ウ
公道での捕獲は禁止されている。
ア:農道や林道も公道。捕獲は禁止されている。
イ:公道からの発砲も、公道の捕獲であるため禁止されている。
ウ:公道の上を弾丸が通過する場合も、公道での捕獲とみなされる。
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問5:No.71 銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。しかし、満月の時には、日没後であっても銃猟をすることができる。
- イ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、都道府県ごとに同一時刻としている。
- ウ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、地域によって異なっている。
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答)ウ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。
これらの時刻は、暦による時刻で、例えば北海道では地域により異なる。
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問6:No.72 72銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:日の出又は日没の時刻は、暦にいう「日の出」又は「日の入り」ではなく、実際の日光の明暗により決められている。
- イ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦にいう「日の出」又は「日の入り」の時刻であると決められている。
- ウ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、「日の出」は午前6時15分、「日の入り」は午後4時45分であると決められている。
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答)イ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。
これらの時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦による時刻である。
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問7:No.73 銃猟の規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:弾丸の到達するおそれがある建物に向かって銃猟を行うことは禁止されているが、空気銃の場合は鉄筋コンクリート造りの倉庫などの堅固な建物に限り例外として許されている。
- イ:弾丸の到達するおそれがある建物、電車、自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、装薬銃の場合は禁止されているが、空気銃の場合は禁止されていない。
- ウ:弾丸の到達するおそれのある建物、電車・自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、どのような場合であっても例外なく禁止されている
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答)ウ
弾丸の到達するおそれのある人、飼養動物、建物電車自動車又は船舶などの乗り物などに向かって銃猟を行うことは、例外なく禁止されている。
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問8:No.74 特定猟具使用禁止区域についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:特定猟具の使用による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、都道府県知事により指定される。
- イ:特定の鳥獣の保護繁殖を図るために、都道府県知事により指定される。
- ウ:特定猟具を使用する狩猟者が集中することによる危険を防止するために、環境大臣により指定される。
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答)ア
目的:危険防止と静穏維持
指定主体:知事
規制内容:各区域ごとに指定された特定猟具の使用の禁止
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問9:No.75 特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)における狩猟者登録を受けて行う狩猟鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃器を使用した捕獲は、すべて禁止されている。
- イ:銃器を使用した捕獲は、市町村長の許可を受ければ行うことができる。
- ウ:銃器を使用した捕獲は、都道府県知事の許可を受ければ行うことができる。
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答)ア
銃を使用した捕獲の禁止区域である。許可を受ければ捕獲(登録狩猟)を行うことができる区域ではない。
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問10:No.76 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃猟を行うハンターが集中することによる危険を防止するために、都道府県知事により指定される。
- イ:特定の狩猟鳥獣の保護・増加を図るために、環境大臣により指定される。
- ウ:銃猟による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、環境大臣により指定される。
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答)ア
目的:集中による危険防止
指定主体:知事
規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール