二種銃猟免許 試験対策|過去問と解説

第二種銃猟免許は空気銃専用の免許で、小型の鳥類や哺乳類を対象とします。銃の扱いに特化した内容が問われ、反動や音が小さいことから初心者にも人気の猟法です。

ランダム表示時はページ更新するタイミングでシャッフルされます。

11〜20 / 36問(2 / 4ページ)
問11:No.77 77特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃猟をしようとする者は、都道府県知事の承認を得なければならない。
  • イ:猟をしようとする者は、市町村長の承認を得なればならない。
  • ウ:銃猟をしようとする者は、環境大臣の定めた銃器の使用基準に従う場合は、特段の手続なしに狩猟を行うことができる。
答)ア
目的:集中による危険防止 指定主体:知事 規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール入手続知事の承認
問12:No.90 銃器による鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃器を持って猟場に足を踏み入れたときから「捕獲行為」をしたことになる。
  • イ:銃器を持ち歩くだけで「捕獲行為」をしたことになる。
  • ウ:獲物を手に入れるために発砲した場合は、半矢で逃がしてしまったときでも、「捕獲行為」をしたことになる。
答)ウ
明確な捕獲の意志を持って獲物に向かって発砲した場合は、半矢でとり逃がしたときでも、捕獲行為をしたことになる。
問13:No.169 銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:前方に人がいても、水平撃ちをしなければ発砲してもよい。
  • イ:ライフル弾やスラッグ弾は、安土があることを確認してから発砲する。
  • ウ:猟場においては、いつ獲物が出るかわからないので常に実包(装弾)を装てんしておく。
答)イ
人のいる方向に発砲しない。実包は持ち場についてから装てん。発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱包する。殺傷能力の高いライフル銃などは、安土(バックストップ)があることを確認してから発砲する。
問14:No.176 銃猟の際の服装についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:迷彩服などの目立たない色の服は着用しない。
  • イ:オレンジ色の帽子や服は、鳥獣を驚かすので着用しない。
  • ウ:薄くて手足ができるだけ露出している動きやすいものを着用する。
答)ア
目立つように、オレンジ色の帽子や服を着用する。ニホンジカやイノシシは色の識別はできないといわれている。 傷や虫さされなどを防止するため、手足は、露出させないようにする。
問15:No.177 猟犬についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:猟犬として利用できる犬種は国の告示で決められており、それ以外の種を利用することはできない。
  • イ:猟犬は、獲物がいる場所の探索、追い込み、しとめた獲物の回収を目的として連れて歩くものである。
  • ウ:猟犬は、鳥猟犬と獣猟犬に大きく分けることができ、ポインターは獣猟犬の代表的な種である。
答)イ
猟犬は、ポインターなどの鳥猟犬とビーグルなどの獣猟犬に大別できる。猟犬は、獲物の探索、追い込み、回収などをする。犬種について規制はない。
問16:No.178 ポンプ式空気銃についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:ばねの復元力によるピストンの前進で、空気を噴気孔から銃腔へ噴出させ、弾丸を発射する銃器である。
  • イ:銃自体にとりつけられているレバーで空気を圧縮して蓄え、それを噴気孔から銃腔へ噴出させ、弾丸を発射する銃器である。
  • ウ:交換式のボンベに入った液化ガス等の気化圧力を利用して、弾丸を発射する銃器である。
答)イ
ア:スプリング式空気銃の説明 ウ:圧縮ガス銃の説明
問17:No.179 銃器の種類を正しく示したものはどれか。
  • ア:1:スプリング式空気銃2:ポンプ式空気銃 3:圧縮ガス銃
  • イ:1:ポンプ式空気銃2:圧縮ガス銃 3:スプリング式空気銃
  • ウ:1:圧縮ガス銃2:スプリング式空気銃 3:ポンプ式空気銃
設問No.179の画像
答)イ
1:ポンプ式空気銃 2:圧縮ガス銃 3:スプリング式空気銃
問18:No.180 180銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。
  • ア:1:引鉄 2:先台 3:安全装置
  • イ:
  • ウ:1:照門 2:銃身 3:用心鉄
設問No.180の画像
答)イ
1:引鉄(ひきがね) 2:銃身 3:用心鉄(ようじんがね)
問19:No.181 空気銃の構造についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:空気銃の銃腔は、内面が平滑である。
  • イ:空気銃の銃腔は、内面にらせん状の溝(ライフリング)が切ってある。
  • ウ:ポンプ式空気銃とは銃身を折ってスプリングを圧縮する方式である。
答)イ
弾丸に回転を与えて命中精度を高めるため、ライフリングが切ってある。ポンプ式とはポンプ内の空気を圧縮するもの。
問20:No.182 銃の安全装置についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:安全装置は、引鉄の動きを止める働きをするもので、不用意に引鉄に触れたときの暴発を防止するための装置である。
  • イ:安全装置をかけても、振動や衝撃により暴発するおそれがある。
  • ウ:銃を持ったまま飛び跳ねたりする場合でも、安全装置をかければ、暴発を避けることができる。
答)ウ
安全装置は、引鉄の動きを止めるだけのもの。振動などを与えると、逆こう(かけ金)でとまっていた撃鉄がはずれ、暴発するおそれがある。