はじめまして。私は現在34歳の女性で、地方に移住して自給自足に近いライフスタイルを目指しています。今回、狩猟免許の中でも初心者や女性に人気が高いと聞いた「わな猟免許」を独学で取得しましたので、その具体的な体験談をお伝えします。
わな猟免許取得を決めたきっかけ
最初は「狩猟」自体に抵抗があったのですが、自宅周辺で農業を始めたところ、鹿やイノシシなどの野生動物による農作物への被害が想像以上に多いことを知りました。地域の方からも、被害軽減のために狩猟免許を取って自分で管理する方法をすすめられたことがきっかけとなり、免許取得を決意しました。
独学での学習方法
試験は筆記と実技があるとのことで、最初は不安でしたが、以下の方法で勉強を進めました。
都道府県が配布している「狩猟免許試験例題集」を入手し、毎日少しずつ解いてみる。
Youtubeなどで実技試験に関連した動画を見て、設置方法や注意点を学習。
『狩猟読本』などの関連書籍を読んで、狩猟に対する知識を深める。
特に例題集は重要で、毎晩30分~1時間ほど集中して取り組み、分からない問題はネットで調べて補完しました。
試験当日の様子
試験当日は、男女合わせて20名ほどが受験しており、女性は私を含め3人いました。試験会場は公共施設で、筆記試験からスタート。法令やわなの使用方法、鳥獣の識別に関する問題が中心で、例題集とほぼ同じ内容が出ました。
次に実技試験がありました。試験官の前で、わなを実際に手に取って設置手順を説明します。最初は緊張しましたが、事前に動画で確認したおかげで落ち着いて対応できました。
女性として感じたポイント
わな猟は力仕事が比較的少なく、安全に取り組める猟法だと感じました。女性にとっても体力的な負担が少なく、免許取得後も自宅近くで無理なく活動できるのが魅力です。試験自体も、予備知識と基本的な準備があれば難なくクリアできるレベルでした。
試験合格後の感想
無事に合格通知が届き、本当に嬉しかったです。免許取得を通じて地域の方々からの信頼も得ることができました。次は猟具を購入し、実際に自分の畑を守るための活動に活かしていこうと思っています。
これから狩猟免許取得を目指す方、特に女性の方には、「まずはわな猟免許から始めてみる」という選択肢をぜひおすすめします。