私は現在52歳の男性です。学生時代から自然や野鳥観察が好きでしたが、仕事を引退した今、新しい趣味として狩猟に挑戦しようと決意しました。銃の知識も経験もゼロからのスタートでしたが、第一種銃猟免許を無事に取得できたので、その体験をシェアしたいと思います。
なぜ第一種銃猟免許を選んだのか
地域の猟友会に問い合わせた際、「本格的に狩猟をしたいなら第一種がいい」と勧められました。第一種なら散弾銃やライフルを扱えるので、獣害対策にも有効だと説明を受けました。
勉強は独学? 講習会?
私は完全に独学で挑みました。県の環境課から無料の「狩猟免許試験例題集」をもらい、それを繰り返し解きました。ネットの過去問サイト(当サイトも活用)や、猟銃の構造を解説する動画を視聴して知識を深めました。
不安だった実技試験
筆記はなんとかなっても、実技が最大の壁でした。特に「銃の分解・組立」「安全装置の説明」「標的に対する狙い方」など、普段触れない銃に関する内容は戸惑いの連続です。
ただ、模擬銃を触れる有料講習に1回だけ参加し、試験の流れや注意点を確認できたことで本番では落ち着いて取り組めました。
試験当日の流れ
受付後すぐに筆記試験(マークシート形式)からスタート。法令、安全管理、鳥獣識別などが出題され、例題集を繰り返した効果で6〜7割は確実に正解できました。
午後の実技では、「安全な銃の扱い方」「標的への照準」「銃を持っての移動姿勢」などが見られました。緊張しましたが、深呼吸しながら1つ1つ丁寧に対応しました。
合格通知が届いたときの感動
1週間ほどで合格通知が届きました。50代からの挑戦でしたが、努力すれば年齢に関係なく合格できると実感しました。今は猟友会に加入し、ベテランハンターの方と実地経験を積んでいます。
これから受ける方へアドバイス
第一種は確かに覚えることが多いですが、「例題集の理解」「実技の流れを事前に知る」「焦らず対応する」この3つを押さえれば合格できます。私のような初心者でも大丈夫なので、ぜひ挑戦してみてください!