銃の種類を詳しく解説|有効射程・狩猟対象・所持条件の違い
散弾銃・ライフル銃・ハーフライフル銃は、構造の違いだけでなく、 有効射程距離、狩猟方法との相性、所持条件や安全管理の考え方まで大きく異なります。 本ページでは、銃の種類を「より詳しく知りたい人向け」に、実際の狩猟と制度の両面から解説します。
散弾銃・ライフル銃・ハーフライフル銃は、構造の違いだけでなく、 有効射程距離、狩猟方法との相性、所持条件や安全管理の考え方まで大きく異なります。 本ページでは、銃の種類を「より詳しく知りたい人向け」に、実際の狩猟と制度の両面から解説します。
有効射程距離とは、命中精度と安全性を考慮したうえで、実際の狩猟で使用される距離を指します。 ここで示す数値は、狩猟免許取得者向けの一般的な狩猟読本や講習資料に記載されている内容をもとにした目安です。
※ 本ページに記載している射程距離の数値は、狩猟読本等に記載されている一般的な目安です。 実際の有効射程距離は、銃の種類・弾薬・銃身長・地形・天候などの条件によって異なります。
| 銃種 | 有効射程距離の目安 | 主な狩猟対象(例) | 狩猟方法との相性 |
|---|---|---|---|
| 散弾銃 | 約30〜50m程度 | カモ類・キジ・ウサギ・中型獣 | 歩き猟・流し猟 |
| ライフル銃 | 約200〜300m程度 | シカ・イノシシ・クマ | 待ち猟・忍び猟 |
| ハーフライフル銃 | 約150〜200m程度 | シカなどの大型獣 |
狩猟読本などで示される射程距離は「有効射程距離」を指します。 これは安全かつ確実に狩猟が行える距離であり、弾が届く最大距離(最高到達距離)とは異なります。
特にライフル銃やハーフライフル銃では、有効射程を大きく超えて弾が飛翔する可能性があるため、 発砲時には背景・地形・安全方向の確認が不可欠です。
日本では銃の危険性や社会的影響を考慮し、銃種ごとに所持条件が厳密に分けられています。 射程距離が長く、貫通力の高い銃ほど、所持条件や審査が厳しく設定されています。
散弾銃は比較的所持許可が認められやすく、初めて銃を所持する際の入口となることが多い銃種です。 ただし、講習受講、適性検査、保管設備の設置など、厳格な条件を満たす必要があります。
ライフル銃は原則として、10年以上の散弾銃所持歴と十分な猟歴・実績が求められ、 公安委員会による個別判断が行われます。
2025年の法改正により、ハーフライフル銃はライフル銃と同等の扱いとなり、 所持条件や審査基準が厳格化されました。
※ 銃の基本的な種類や構造については 銃の種類(概要)ページ で解説しています。