狩猟免許|狩猟免許試験過去問集

網猟に関する過去問を厳選し、解答と詳細な解説を付けた問題集を提供。試験頻出の知識を効率的に学べるよう構成されています。特に、網猟特有の法規制や使用できる猟具に関する問題を重点的にカバー。スマートフォン対応で、移動時間やスキマ時間を活用しながら知識を定着させることができます。狩猟免許試験の網猟分野で確実に得点できるよう、合格を目指す受験生を徹底サポートします。

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341〜350 / 425問(35 / 43ページ)
問341:No.342 エキノコックスについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:人の健康や生命に支障を及ぼす寄生虫であり、キツネ等のイヌ科の獣類が媒介する。
  • イ:人の健康や生命に支障を及ぼす寄生虫であり、ツキノワグマ・ヒグマ等のクマ科の獣類が媒介する。
  • ウ:人の健康や生命に支障を及ぼさない寄生虫であり、ノウサギ・ユキウサギ等のウサギ科の獣類が媒介する。
答)ア
キツネ等のイヌ科の獣類が持っている寄生虫のこと。 北海道地方で問題になっており、キタキツネ(キツネの亜種)の駆除等が実施されている。
問342:No.343 放血(血抜き)処理についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:捕獲後できるだけ早く行う。
  • イ:捕獲後1日たってから行う。
  • ウ:捕獲後肉が腐らないうちならいつでもよい。
答)ア
肉の生臭さやアクを少なくするには、捕獲後、速やかに放血(血抜き)処理することが重要
問343:No.344 ハシブトガラスについての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:ハシブトガラスが生息する地域には、ハシボソガラスは生息していない。
  • イ:ハシブトガラス、ハシボソガラスとも雑食性である。
  • ウ:ハシブトガラス、ハシボソガラスとも樹上で営巣し、秋冬期には群を作ることが多い。
答)ア
ハシブトハシボソガラスは、ほぼ同じ地域に生息。いずれも雑食性樹上で営巣し秋には群れを作ることが多い。
問344:No.345 ハシブトガラスについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:ハシボソガラスより体とくちばしは大きめである。
  • イ:ハシボソガラスよりくちばしは太いが、体は小さめである。
  • ウ:ハシボソガラスと違い、大群を作ることはほとんどない。
答)ア
ハシブトはハシボソよりくちばしが太く、体も大きめ。いずれも、秋には群れを作ることが多い。
問345:No.346 鳥獣の保護及び管理についての次の記述のうち、 適切なものはどれか。
  • ア:野生鳥獣は、 農林水産業や生活環境への被害をもたらすため、甚大な被害が生じた場合には、直ちに 根絶させるための徹底した捕獲を実施しなければならない。
  • イ:地域的に著しくニホンジカが増加し、生態系へ甚大な被害が発生している場合でも、進入防止柵の設 置が対策の基本であり、捕獲による対策は極力避けなければならない。
  • ウ:極力農林水産被害の軽減と鳥獣の地域個体群の存続を図るためには、第一種特定鳥獣保護計画、第二 種特定鳥獣管理計画の策定による総合的な取組が効果的である。
答)ウ
鳥獣の保護及び管理は、その生息数が著しく減少し又はその生息地の範囲が縮小してい る鳥獣を第一種特定鳥獣保護計画に基づき保護することとしている。また、その生息数 が著しく増加し又はその生息地の範囲が拡大している鳥獣については、第二種特定鳥獣 管理計画に基づき個体群管理を適確に行うこととしている。
問346:No.347 第一種特定鳥獣保護計画に定める鳥獣についての次の記述の適切なものはどれか。
  • ア:国(環境大臣)が定めた指定管理鳥獣であるイノシシ及びニホンジカのことである。
  • イ:都道府県が定めるその生息数が著しく減少し又はその生息地の範囲が縮小している鳥獣のことである。
  • ウ:国(環境大臣)が定める全国的に保護を図る必要がある鳥獣のことである。
答)イ
第一種特定鳥獣保護計画は、都道府県が定める、生息数が著しく減少し又はその生息地の範囲が縮小している鳥獣の保護計画である。
問347:No.348 第二種特定鳥獣管理計画についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:第二種特定鳥獣管理計画は、設定された捕獲目標を達成するまで、計画を見直すことなく対象鳥獣の捕獲を実施するものである。
  • イ:第二種特定鳥獣管理計画は、その生息数が著しく減少し又はその生息地の範囲が縮小している鳥獣について定めるものである。
  • ウ:第二種特定鳥獣管理計画は、事業の実施状況やモニタリング調査の結果を踏まえて見直しを行うことが妥当である。
答)ウ
第二種特定鳥獣管理計画は、状況の変化に応じて見直しを行うことが妥当。また、その生息数が著しく増加し、又はその生息地の範囲が拡大している鳥獣の管理について定めるものである。
問348:No.349 有害鳥獣捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:農林水産物を食害する有害鳥獣はあらかじめ指定されており、狩猟者登録を受けていれば、狩猟期間意外であっても有害鳥獣の捕獲ができる。
  • イ:有害鳥獣捕獲を行うためには、捕獲しようとする鳥獣の種類や捕獲場所等に応じて、環境大臣、都道府県知事あるいは市町村長のいずれかの許可を受けることが必要である。
  • ウ:農林水産物を食害する有害鳥獣は、在来種であっても徹底的に捕獲し、その個体数をゼロにすることが望ましい。
答)イ
ア:有害鳥獣という種類の鳥獣は、指定されていない。また、狩猟者登録を受けていなくても有害鳥獣捕獲はできる。 ウ:害性を発揮する鳥獣であっても、在来種の鳥獣は、一定程度の個体数を維持することが望ましい。
問349:No.350 指定管理鳥獣捕獲等事業についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:都道府県の認可を受けて自ら実施する事業である。指定管理鳥獣捕獲等事業は、都道府県の認定を受けた鳥獣捕獲等事業者が事業実施計画を作成し、都道府県の認可を受けて自ら実施する事業である。
  • イ:指定管理鳥獣捕獲等事業は、集中的かつ広域的に管理を図る必要があると環境大臣が定めた鳥獣について、都道府県知事が定めた第二種特定鳥獣管理計画の目標達成のため、都道府県等が捕獲等を実施することができる事業である。
  • ウ:指定管理鳥獣捕獲等事業は、鳥獣被害防止特別措置法に基づいて、市町村が被害防止計画を策定して、鳥獣被害対策実施隊を編成して実施する事業である。
答)イ
ア:指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画は、認定鳥獣捕獲等事業者ではなく都道府県が作成する。 ウ:指定管理鳥獣捕獲等事業は、鳥獣法に基づいて都道府県又は国の機関が実施する。
問350:No.351 夜間銃猟についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:都道府県が、有効かつ厳格な安全管理が可能と判断して指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画を定めた場合に、認定鳥獣捕獲等事業者が都道府県から実施方法や実施体制について確認を受けた場合にのみ限定的に実施することができる。
  • イ:第二種特定鳥獣管理計画を定めている都道府県において、指定管理鳥獣に限り、捕獲ができる時間を日没後1時間後までの間に延長して銃猟により捕獲することができる。
  • ウ:有害捕獲の許可を受けた者で、特に被害の多い地域において希望し、都道府県知事による安全確認を受けた場合に限り実施することができる。
答)ア
夜間銃猟は、都道府県が、夜間銃猟の必要性があり厳格な安全管理が可能と判断して指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画に定め、認定鳥獣捕獲等事業者に委託し、当該事業者が詳細な実施方法や安全管理体制を定めた計画を作り、都道府県が確認した場合において、限定的に認められるものである。