狩猟免許|狩猟免許試験過去問集

網猟に関する過去問を厳選し、解答と詳細な解説を付けた問題集を提供。試験頻出の知識を効率的に学べるよう構成されています。特に、網猟特有の法規制や使用できる猟具に関する問題を重点的にカバー。スマートフォン対応で、移動時間やスキマ時間を活用しながら知識を定着させることができます。狩猟免許試験の網猟分野で確実に得点できるよう、合格を目指す受験生を徹底サポートします。

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351〜360 / 425問(36 / 43ページ)
問351:No.352 捕獲した鳥獣の放置についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:一般に、狩猟者登録を受けて行う狩猟においては、周辺の自然環境に及ぼす影響が小さい場合は、捕獲した鳥獣の放置を行うことができる。
  • イ:指定管理鳥獣捕獲等事業においては、都道府県知事が捕獲個体の適切な搬出が困難であり、また、生態系等に支障がないと認めた場合には、限定的に放置が認められる。
  • ウ:有害鳥獣捕獲をする際には、より多くの個体を効率的に捕獲し事業を効果的に推進するため、市町村長の許可を得て捕獲個体を放置することができる。
答)イ
ア:登録狩猟では、捕獲した鳥獣の放置は原則としてできない。 ウ:有害捕獲では、捕獲個体は原則持ち帰ることが義務づけられている。
問352:No.353 個体数調整に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鳥獣は、生態系の重要な構成要素なので、増えれば増えるほどよい。
  • イ:鳥獣は、増えすぎても減りすぎても問題があるので、適正な密度水準で維持されるのがよい。
  • ウ:鳥獣は、農林水産業被害等の問題を引き起こすので、できるだけ少ない方がよい。
答)イ
適正な密度水準が望ましい。そのように維持することが個体数調整。
問353:No.354 環境省による「ガンカモ科鳥類の生息調査」についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:毎年1月15日前後に全国一斉に狩猟を行い、その捕獲結果をとりまとめる調査である。
  • イ:毎年11月15日の狩猟解禁日(北海道以外)に全国一斉にガンカモ科鳥類の目撃確認数を調べ、その結果をとりまとめる調査である。
  • ウ:毎年1月15日前後に全国一斉にガンカモ科鳥類の生息数を調べ、その結果をとりまとめる調査である。
答)ウ
生息動向を調べるために毎年1月15日前後に実施
問354:No.355 環境省の名前が入った足環を見つけた場合の行動についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:飼い主を明確にするためにつけているもので、保健所に届け出るよう努める。
  • イ:渡りのルートなどを調査するためにつけているもので、環境省が委託している(公財)山階鳥類研究所に届け出るよう努める。
  • ウ:キジ、ヤマドリを放鳥する際につけているもので、環境省又は都道府県に届け出るよう努める。
答)イ
環境省による足環は、渡りのルートを調べるための標識調査でつけているものであり、山階鳥類研究所に届け出ることが望ましい。 ウの放鳥事業は、環境省ではなく、都道府県や猟友会が実施している。
問355:No.356 錯誤捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:錯誤捕獲とは、鳥獣保護区など狩猟が禁止されている場所で、鳥獣を誤って捕獲することである。
  • イ:錯誤捕獲とは、禁止されている猟法で鳥獣を捕獲することである。
  • ウ:錯誤捕獲とは、意図せずに、狩猟することが禁止されている鳥獣を捕獲することである。
答)ウ
錯誤捕獲とは、狩猟禁止鳥獣などを、意図せずに間違って捕獲することである。
問356:No.357 捕獲の意志の有無にかかわらず、結果的に禁止されている鳥獣を捕獲してしまった場合の対処についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:「止めさし」を行い、捕獲した場所付近に埋設する。
  • イ:自宅に持ち帰った上で、関係行政機関に連絡する。
  • ウ:速やかに放すか、必要に応じて関係行政機関に連絡し、傷病鳥獣として保護する。
答)ウ
傷つかないようにして、速やかに放すことが必要。なお、傷ついている場合には、関係行政機関に連絡して傷病鳥獣として保護する。
問357:No.358 錯誤捕獲を未然に防ぐための対応についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:銃猟にあっては、狩猟鳥獣及びそれらと誤認されやすい鳥獣に関し十分に学習し、矢先の確認を慎重に行う。
  • イ:わな猟にあっては、鳥獣の生態を熟知し、設置場所、設置時期・時間、種類・構造等について十分に検討する。
  • ウ:野外では鳥獣の種類はわからないことが多く、非意図的な捕獲はやむを得ない場合が多いので、特別に気を配る必要はない。
答)ウ
錯誤捕獲が発生しないように、鳥獣の生態や猟具の取扱いについての学習を十分にすることが必要である。
問358:No.359 わな猟における錯誤捕獲を未然に防ぐための対応についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:錯誤捕獲された鳥獣を速やかに放すことができるように、頻繁にわなの見回りを行う。
  • イ:猟期の終了後は、わなは速やかに撤去・回収しなければならない。
  • ウ:わなを同時に15個以上使用した場合は、錯誤捕獲が起きないよう朝晩の毎日2回見回りを行うことが鳥獣法で義務付けられている。
答)ウ
見回りの回数について義務付ける規定はない。
問359:No.360 傷病鳥獣を発見したときの対応についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:狩猟鳥獣でない場合には、自宅に持ち帰り、飼養登録の手続をして飼養する。
  • イ:止めさしを行い、発見した場所付近に埋設する。
  • ウ:関係行政機関に連絡し、必要に応じてその保護等に協力する。
答)ウ
関係行政機関に連絡し、保護等に協力することが必要である。
問360:No.361 網の適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:自分が十分に管理できる範囲(数、場所)で使用するようにしなければならないが、ノウサギやユキウサギ用のはり網に限り、張りっぱなしでもかまわない。
  • イ:網を仕掛けたら、少なくとも2日に1回以上見回るようにしなければならない。
  • ウ:網は、狩猟鳥獣ではない鳥獣が誤ってかかるおそれのあるところには仕掛けてはいけないが、すぐに駆けつけることのできる場合は仕掛けてもよい。
答)ア
設置する網の数や場所は、十分に管理できる範囲とする。 また、すぐに駆けつけられる場所でも狩猟鳥獣以外の鳥獣がかかるおそれがあるところには仕掛けてはいけない。