狩猟免許|狩猟免許試験過去問集

網猟に関する過去問を厳選し、解答と詳細な解説を付けた問題集を提供。試験頻出の知識を効率的に学べるよう構成されています。特に、網猟特有の法規制や使用できる猟具に関する問題を重点的にカバー。スマートフォン対応で、移動時間やスキマ時間を活用しながら知識を定着させることができます。狩猟免許試験の網猟分野で確実に得点できるよう、合格を目指す受験生を徹底サポートします。

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361〜370 / 425問(37 / 43ページ)
問361:No.362 わなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:万が一狩猟鳥獣以外の鳥獣がかかっても、すぐに放すことができるように、自分が十分に管理できる範囲(数、場所)で使用するようにしなければならない。
  • イ:わなを仕掛けたら、少なくとも2日に1回以上見回るようにしなければならない。
  • ウ:わなは、狩猟鳥獣ではない鳥獣が誤ってかかるおそれのあるところには仕掛けてはいけないが、すぐに駆けつけることのできる場合は仕掛けてもよい。
答)ア
設置するわなの数や場所は、十分に管理できる範囲とする。見回りは毎日必要。
問362:No.363 くくりわなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:くくりわなを遠隔地に仕掛けた場合は、近くの人に見回ってもらい、獲物がかかったら連絡をもらえるようにしておく。
  • イ:狩猟鳥獣ではない鳥獣が通る可能性のある場所には、くくりわなをかけない。
  • ウ:イノシシなどの大型の狩猟獣を確実に捕獲できるように、獲物を宙づりにできる強力なものを仕掛ける。
答)イ
非狩猟鳥獣がかかるおそれのある場所には、架設しない。また、自分できちんと管理できる場所に架設する。 イノシシなどを宙づりにできるものは、禁止猟具(危険なわな)である。
問363:No.364 キツネを捕獲するくくりわなの適正な使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:キツネは光るものが好きで寄ってくるので、くくりわなのワイヤーは常にやすりで磨いておくとかかりやすくなる。
  • イ:キツネは機械油のにおいが好きで寄ってくるので、くくりわなのワイヤーには常に新しい機械油をさしておくとかかりやすくなる。
  • ウ:キツネの通りみち(けものみち)に仕掛けるときは、必ず足をつくと思われる場所を探して設置するとかかりやすくなる。
答)ウ
獣類は、光るものや油のにおいがするものは、一般的に避ける習性がある。
問364:No.365 散弾の種類についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:鉛散弾の使用が環境に与える影響は極めて限定的であり、北海道以外では鉛散弾の使用は可能である。
  • イ:鉄は鉛より柔らかいので、鉄製の散弾は、すべての銃器に使用することができる。
  • ウ:鉛以外の金属でできた散弾を使用する場合には、銃器の種類等に応じて、適切な硬さの散弾を選ぶ必要がある。
答)ウ
鉛製の散弾以外の鉛製に比べて固い散弾を使用する場合は、銃器の種類に応じた適切な硬さのものを選ばなければならない。また、鉛散弾については、北海道以外でもその使用が禁止されている地域がある。
問365:No.366 野生鳥獣の鉛中毒についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:水鳥の鉛中毒は、残留している鉛弾を水鳥が誤飲することが主な原因で発生すると考えられている。
  • イ:鳥類の鉛中毒では、その飛翔能力が低下することが確認されているが、死亡する例はほとんどない。
  • ウ:猛禽類の鉛中毒を防止するため、鉛弾で捕獲した鳥獣を山野に放置することは止めるべきである。
答)イ
水鳥の鉛中毒は、水中などに残留している鉛弾などを小石と間違って飲み込むことによっても発生している。また、猛禽類の鉛中毒は、鉛弾が体内に残っている鳥獣の死骸を食べることによって発生する場合が多いと考えられている。
問366:No.367 人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:人獣共通感染症には、狂犬病、エキノコックス症、鳥インフルエンザなどがある。
  • イ:鳥獣を触ったあとに手洗いやうがいをすることは、人獣共通感染症の予防に役立つ。
  • ウ:人獣共通感染症は、ペットや野生動物などの動物から人に感染するもので、その逆に人から感染することはない。
答)ウ
人獣共通感染症とは、人と動物の間で感染する病気のことである。
問367:No.368 368人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:発見されていない感染症があるなど、未知の部分があることに充分留意することが必要である。
  • イ:野生動物との接触によって感染するもので、その肉を食べることによって感染することはない。
  • ウ:感染症によっては、感染することによって、死亡する場合もある。
答)イ
すべての感染症が明らかになっているわけではなく、場合によっては死に至る感染症もある。肉を食べる場合は、加熱処理することが基本である。
問368:No.369 人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:野生鳥獣の生肉を塩水につけこむことにより、肉を食べることによる感染を予防できる場合が多い。
  • イ:感染を予防するためには、ビニール手袋などを装着するなどして、可能な限り血液などの体液と直接接触を避けることが望ましい。
  • ウ:イノシシと違ってシカには感染症がほとんどないことから、シカ肉を生で食べても健康上の問題はほとんどない。
答)イ
感染を予防するためには、生肉を食べたり、体液に直接ふれたりしないようにすることが重要である。シカの生肉にもウイルス等が含まれる場合がある。
問369:No.370 370人獣共通感染症(人と動物との共通感染症)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:ダニの寄生による感染症は、予防注射によって予防できる。
  • イ:野生鳥獣に寄生しているダニによって、人が感染症にかかる場合がある。
  • ウ:野生動物に寄生しているダニは、人に寄生して血を吸うことはない。
答)イ
ダニによって感染症にかかる場合がある。また、ダニには、人と動物の両方に寄生するものがある。
問370:No.371 外来生物についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:外来生物には、外国から飛んでくる渡り鳥も含まれる。
  • イ:アライグマやヌートリアは、外来生物である。
  • ウ:外来生物とは、本来、その土地に生息・生育していなかった生物のことである。
答)ア
外来生物とは、人為によって他から入り込んだ生物のことであり、渡り鳥は含まれない。